学習会 芦屋消費生活センター「最近の消費者トラブルについて」 | イベント情報
5月 10日 (火) 1224日前に終了
詳細情報
学習会 芦屋消費生活センター「最近の消費者トラブルについて」
定例会+勉強会
芦屋市消費生活センター 相談員の方から「最近の消費者トラブル」について学びました。
①令和3年度(2021) 芦屋市の相談件数は886件。
そのうちの42%が「ネット通販トラブル」で、ほとんどが「定期購入トラブル」だったそうです。
よくあるケースとしては、
「お試し価格」だから1回だけ使ってみようと購入したら実際には「定期購入」が条件で、注文したつもりがないのに2回目が届いてびっくり。慌てて販売会社に電話したら「途中解約できません」と言われて困った、どうにかならないか。というものだそうです。
残念ながらネット通販ではクーリングオフはできません。
大事なことほど、小さな文字で書かれていることが多いので要注意です!
購入者が未成年者の場合、今までは民法の「未成年取り消し」が使えることもあったそうですが、成人年齢引き下げで、こちらも要注意だそうです!
② 全国的には「アフィリエイト広告トラブル」が増えているそうです。
「アフィリエイト」とは個人のサイやブログに貼った広告から商品が購入されると、商品販売会社から「広告宣伝ありがとう」といった感じで「売り上げの一部」を報酬としてもらえるシステムのことです。これ自体は悪いことではありません。
ではなぜトラブルになるかというと、
ネット上で「誰でも簡単に収入を得られるアフィルエイト広告のノウハウ」を販売している業者からノウハウを購入したものの、実際は思っていたほどの内容でなかったり、サポートが得られなかったりして、
解約しようと思ったときには、業者と連絡が取れなくなって解約したくても解約できないというケースが増えているからだそうです。
最近はこれに加えて、アフィリエイトに成りすました報酬目的の業者が増えてきたとか。
このような業者は「女医も勧めている」「今だけ限定」など事実と違う記事を載せたり、刺激的で耳障りの良い口コミや体験談を創作したり「誇大広告」「虚偽広告」でトラブルになるケースが増えてきているそうです。
③ 一方で一時期、芦屋市や阪神間で多かった「水回り修理トラブル」は減ってきているそうです。
※消費生活センターへの電話は面倒だなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「相談件数を積み重ねることで法律改正に繋がったりもするのでどうぞお電話ください。」とのことでした。
局番なし 188
まだコメントがありません
コメントにはログインが必要です
ログイン