【市民協働のまちづくり活動応援補助金活用事業】福岡市に視察にいきました
9月10、11日に里親ショートステイや里親委託の先進的な取り組みをされている、福岡市に視察に行きました。日程は次の通りです。 9月10日(火) ①NPO法人キーアセット福岡 ②福岡市里親会(高柳副会長からの情報収集) 9月11日(水) ①福岡市役所 ②SOSこどもの村福岡 視察者(3人)東広島里親サークルNanjaMonja ・福岡市では、ショートステイはあくまで子育てサービスに位置付けられており、利用制限が設けられていませんでした。仮に頻回に利用する過程があった場合は、何らかの他の支援が必要な家庭として捉え、そこから必要な支援につながるよう関係機関が連携して取り組む仕組みができていました。(因果関係は不明といわれましたが、ショートステイを推進し始めてから、児童相談所に措置される児童が100人減、重篤なケースも減っているとのことです) ・また、ショートステイ事業を、市(区)と協働しながらキーアセットやSOSこどもの村などの民間が中心となって実施しているため、利用者のニーズと里親の状況をうまくマッチングして実施されていました。また、関係機関による里親リクルート(ショートステイに特化)も進められ、里親登録数が伸びていました。 ・(ショートステイの利用ニーズが高いと思われる)ひとり親家庭による利用を無料にするとともに、利用申し込み時には詳しい聴き取りも行わないなど利用しやすさを大切にし、まずは利用を増やすように取り組まれていました。 このほかにも東広島市で里親ショートステイを進めていく際に参考になる点がいくつもありました。 里親同士のネットワークづくりや市や関係機関との協働を引き続き進めていくことの大切さを実感した視察でした。