【広島湾の水中散歩】15.コケギンポとイソギンポ
こんにちは!うみうし大好きダイバーのみゆきママです。
ギンポと聞けばどんな魚を思い浮かべますか?ドジョウみたいな細長~い魚、穴に住んでいる魚・・・といったところでしょうか?
広義でのギンポは、スズキ目、○○ギンポ科の魚の総称で、「○○」の中には「コケ」・「ヒメ」・「ヘビ」・・・など色々な言葉が入り、さまざまな種類のギンポがいます。大きさも20cmぐらいのものから数cmのものまで。
その中で、マクロ派ダイバーに大人気の「コケギンポ」と「イソギンポ」を紹介したいと思います。
※マクロ派ダイバー…水中の小さな生物に魅力を感じているダイバーのこと
マクロ派ダイバーが「ギンポがいたぁ~っ!!」と大興奮しているときは、たいてい「イソギンポ」もしくは「コケギンポ」を見つけた時です。
体長は5cm前後、岩穴からひょっこりと顔だけ出している姿は・・・なんとも愛嬌があります。
臆病な性格で、気配を感じるとすぐに穴の奥に引っ込んでしまいます。気配を断って静かに観察していると、ひょいっ、と再び顔が出てきます。気に入った岩穴は自分の住処として落ち着くようで、一週間後に同じ岩穴にいくと、「今日も、こんにちは~っ」と再会できることも。
岸近くの絶壁の岩場の穴に潜んでることが多いので、岩場でカメラを構えたまま、じっと動かないダイバーを見つけたら・・・ギンポ撮影中かもです。
コケギンポ 「頭の上にふさふさリーゼント」
イソギンポ 「両目の上にぱっちりまつげ」