≪ 里山のくらし仕掛け人養成講座 入門編 ≫ 第3回目終了!

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【 里山のくらし仕掛け人養成講座 入門編③ 】

実施日時:平成27年11月11日(水)
       9:00~15:00

実施場所:なみ滝藤原園

参加者数:6名

スタッフ:4名

樹木の伐採体験①

 近年、里山の手入れ不足により樹木が大径化し、直径40cmを越える老木は「ナラ枯れ病」に罹りやすく、里山の荒廃にいっそう拍車をかけている。このため、健全な里山の維持のためには、定期的な樹木の間伐が必要。樹木の更新には地表に陽光が当たる必要があり、そのためには適度に樹冠の開いた明るい林に仕立てることが大切である。
 参加者全員で林内から空を見上げ、樹冠の閉じ具合をチェック。枝葉に対する空の比率が40~60%となるのが理想的な林の姿。今回は陽光を遮っているコナラの大木2本を対象として、ノコギリとナタだけで伐り倒した。

樹木の伐採体験②

○安全に倒す方向を考え、ナタで「受け口」、ノコギリで「追い口」を刻んでいく。

○安全を確保するため、伐採方向の反対側に退避する。

樹木の伐採体験③

○倒した木の枝葉を整理し、幹を長さ1mに切り揃える。

樹木の伐採体験④ 

○倒した木は「コナラ」で、幹直径43cm、樹齢90年以上と推察された。

昼食づくり・休憩①

○メニューは、あったか鍋、燻製、ムカゴごはん。

昼食づくり・休憩②

○持ち寄りの食材で調理、燻製にはクロモジの枝を使用。

樹木の伐採体験(仕上げ)①

○2本目の木の片づけと幹の伐り出し。

樹木の伐採体験(仕上げ)②

○枝葉は炊き付けとして、幹はシイタケの原木として活用する。

わかちあい・片づけ

○自地域で実施可能なアクティビティや身近な里山の活用方法について

○今後の里山講座のあり方(参加しやすい形態も検討する)

○講評(里山との継続的な付き合い方、技術を伝えていく)
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