地域リーダー養成研修会

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地域リーダー養成研修会

平成30年7月28日(土)
第五回研修会
「スポーツ・運動生理学入門」
講師:渡部和彦広島大学名誉教授

筋肉や神経がどのようにして身体運動を起こさせるか基礎的な学習

筋肉には平滑筋(内臓筋)と骨格筋がある。骨格筋が収縮すると骨に付着しいる腱を介して運動が起こる。

筋肉には「速筋」と「遅筋」があり特性の違いがある。速筋線維の割合が多い場合は瞬発力が必要な自転車競技などに向いている。
遅筋線維の割合が多い場合は持久力が必要な競泳などに向いている。

遅筋はSlow Twitch線維(ST線維)
速筋はFast Twitch線維(FT線維」と呼ぶ。
図のように筋肉の収縮に違いがある。

スポーツ種目別にみた競技者の筋線維組成の割合。
瞬発力を求められる競技程速筋線維の割合が高い。

遅筋線維(タイプⅠ)と速筋線維(タイプⅡ)の主な特徴。
例えば
パワー・・・タイプⅠ=低い
      タイプⅡ=高い
持久力・・・タイプⅠ=高い
      タイプⅡ=低い

見る・聞く・触れるなどの感覚が脳に伝わり、脳からは筋肉へ指令が伝わる。

運動野と感覚野の分布。
手の指・顔の部位などの領域が大きいことに注目!

反射運動
自分の意志とは関係なく運動するパターンがあるのでは?

筋収縮の4つの基本的な型のうち
「いきいき体操ひがしひろしま」は「等速性収縮」が動作原理である。
等尺性:筋肉の長さが同じ状態
等張性:重りを持って運動する
    (重さは変わらず)
等速性:同じ速度で運動する
伸張性:負荷に耐え乍ら引き伸     ばされる状態で運動する

等尺性運動の様式での筋力トレーニングの方法を紹介(アイソメトリックトレーニング)

歩く時に躓かないように「転倒予防体操」
等速性ではなく俊敏な動きをする。

主観的運動強度
最高心拍数 220-年齢
20歳 220-20=200
30歳 220-30=190
60歳 220-60=160
70歳 220-70=150
ウオーキングは100~120/分位の最高心拍数が適当

高齢者の歩行の特徴
・歩幅が狭い
・足先が上がらない
・前傾姿勢
腰椎に負担がかかるので、歩幅を広げ姿勢を正して歩くように心がける。

コア(核心)と呼ばれる生命維持のための重要な臓器を守るため血液の分布が変化する。
左:寒冷環境 凍傷は周りを犠牲  にして血液をコアに集め、コ  アを守るためにおきる。
右:温暖環境 発汗によりコアの  温度を下げる為、シェル(外  殻)に血液を分配する。

「いきいき体操ひがしひろしま」で第五回研修会の講義終了。

平成30年7月28日(土)
第六回研修会
「スポーツ心理学の応用(メンタルトレーニングを含む)」
講師:広島文化学園大学教授
   武田守弘先生

神戸市出身
小さいときはお父さんの影響で野球に親しみ、大学ではテニスをされていたそうです。
広島大学で体育心理学を学ばれ、競技者のメンタル面をサポートされています。

広島県のテニスの監督で国体選手の強化委員長をされています。

講義内容

指導者たる者常に学ばなければならない

指導者として何を求めるか?

選手と指導者の関係は時代とともに変わってきた。

指導者として選手に目標を設定してもらう。

イチロー語録より
目標をもって努力することが大事である。
練習が嫌いでも結果が出ると嬉しい。

目標を設定するときの原則

目標を立てる時は具体的な数字を入れることが重要である。

目標に対して定期的に評価をする。

大谷翔平選手の高校生時代の目標。
9項目の具体的な緻密な目標設定。

数年後の大谷選手は日本プロ野球選手を経てメジャーリーガーとなる。

目標を立てたら目につきやすいところに貼っておく。

夢を叶えるとは小さいことの積み重ねである。

聴講者が参加して集中力を高めるゲーム。
1分間でいくつチェック出来るでしょうか。

色々なプレッシャーのある中で集中力を高めるには。

シートに集中して周りが見えません・何も聞こえません。
きっといい結果が出てるでしょう。

集中力を高めるにはいろいろな方法がある。

遠くの旗を凝視する。

何も考えずに一点に集中する。

イチロー選手は毎回同じルーティンで集中力を高める。

ラグビーの五郎丸選手のルーティン。
集中力を高める方法は個人によっていろいろです。

ゾーンと呼ばれる最適な状態は
一心不乱・注意集中・軽い緊張と興奮・ワクワクした感じの中にある。

リラックスするにはいろいろな方法がある。

腹式呼吸

試合中の緊張を和らげる腹式呼吸。
「4・2・8深呼吸」
4で吸い、2止め、8で吐く

試合中の緊張を高めるには
「2コ・2コ呼吸」
2で吸い2で吐く
呼吸は吐く方が大事である。

平成30年9月6日(木)
下見福祉会館
「東広島市健康づくり地域リーダー養成講習」修了式
「東広島市コミュニティー健康運動パートナー」交付式
三ツ城住民自治協議会メンバーと一緒に集合写真
週一回の活動を参観

地域コミュニティーと連携した健康づくりの意義を説明。
年齢69.8歳±5.2歳 
人数22名(女性11名・男性11名)
・開・閉眼片足立ち
・柔軟性(リーチテスト)
・10m歩行テスト(速度)
・椅子から立ち上がり回数(30秒)
上記項目を4か月間、週1回、2時間のトレーニングで効果が示された。(2009年実施。統計的に有意義。)

健康寿命を伸ばす活動は行政任せではなく地域住民自らの積極的な取り組みが必要である。

三ツ城住民自治協議会メンバーの健康踊り
毎週一回開催(約2時間)

【運動プログラム構成】
音楽に合わせて
1「鹿児島パラダイス」
  4分 準備運動
2「つぐない」
  4分 静・動的バランス

3「北国の春」
  4分 一人ボール運動

3「北国の春」
  4分 一人ボール運動

3「北国の春」
  4分 一人ボール運動

4「365歩のマーチ」
  3分 ペアーボール運動

4「365歩のマーチ」
  3分 ペアーボール運動

4「365歩のマーチ」
  3分 ペアーボール運動

5「1+1音頭」
  3.5分 脚と腕の筋力UP
     (椅子+ボール)

5「1+1音頭」
  3.5分 脚と腕の筋力UP
     (椅子+ボール)

5「1+1音頭」
  3.5分 脚と腕の筋力UP
     (椅子+ボール)

6「津軽海峡冬景色」
  3.5分 柔軟性
7「花咲く旅路」
  4分  整理運動

6「津軽海峡冬景色」
  3.5分 柔軟性
7「花咲く旅路」
  4分  整理運動

6「津軽海峡冬景色」
  3.5分 柔軟性
7「花咲く旅路」
  4分  整理運動

三ツ城住民自治協議会メンバーと研修会参加者全員で「いきいき体操ひがしひろしま」」

三ツ城住民自治協議会メンバーと研修会参加者全員で「いきいき体操ひがしひろしま」」

認定証交付

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