11月9日、東広島市危機管理課が開催した「子育てぼうさい広場」にご協力しました。
乳幼児をもつ保護者が、災害から身を守るために必要な行動を研修することを目的に行われました。
まず、緊急地震速報の直後に子どもの頭をお父さん・お母さんのおなかで守る「ダンゴ虫作戦」の練習をしました。この姿勢は、災害発生時にいきなり行うと子どもが驚くこともあるので、日頃から遊びのなかで練習すると良いと危機管理課からアドバイスがありました。
また、防災袋に必要なものを詰める体験をする「ツメ詰め大作戦」を実施。袋に詰められる量は限られます。グループで試行錯誤して取り組んだのち、防災袋と各自の荷物を持って、ベビーカーを押して避難する体験をして頂いたところ、「意外と重く避難に苦労するのでは?」等、体験を通した課題の発表がありました。防災士からは、「外出先で地震に遭うこともあるため、ふだんからできるだけ防災グッズを携帯しましょう」とご提案しました。その他にも、ハンドタオルぬいぐるみ作りや、(株)明治からの災害時に役立つミルクの紹介のほか、消防士や消防団女性方面隊による、「乳幼児・子供の救命処置方法」の研修などもありました。多くの参加者から、貴重な経験となったとのご感想をいただきました。今後、このような研修会を各地域で増やしていき、乳幼児や子どもを持つご家族の命を守る備えにつなげることが大事だと思いました。