「品川シルバー大学同窓会」平成30年度第2回見学会 「鉄道博物館」

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【これは旧サイトから移行したデータです】

「品川シルバー大学同窓会」平成30年度第2回見学会 「鉄道博物館」

第2回見学会は7月18日に大宮にある「鉄道博物館」でした。当日は大宮も東京と同じで最高気温35度の猛暑でしたが、71人の同窓生で見学を済ませました。
 皆さん秋葉原に、新幹線のヘッド部分が道路際に展示してあった博物館をご存知ですか?当方はほど近い築地に住んでいたので、子供のころから自転車で通っていました。あれは「交通博物館」で2006年に閉館になりました。そこが移転して2007年に開館したのが今回の「鉄道博物館」です。「鉄博(テッパク)」とも呼ばれています。新館ができて、今年の7月にリニューアルオープンしたてでした。

大宮駅の改札口で皆さんの案内をしていましたが、体感気温40度!うだるようでした。

改札口からすぐのところにある「ニューシャトル」に乗り換えてひと駅で「鉄道博物館」に到着します。ニューシャトルはコンパクトな電車で、レールは無くタイヤで走っているので、静かで快適でした。

「ニューシャトル」の改札口から「鉄道博物館」まではコンコースになっていて表紙写真の動輪やデゴイチのヘッド部分がモニュメントになっていました。

入口手前のコンコースでの集合予定でしたが、博物館の団体担当者のはからいで入り口を入ったところで集合受付ができました。エアコンが効いていて助かりました。

立派な建物にびっくり!秋葉原のときとは大違いです。

班別になり、説明を聞き、団体用のタグを首にかけ、さあ入場です。

最初に迎えてくれたのは、日本初の鉄道、新橋横浜間を走った機関車実物でした。

「サードクラス」、「下等」の表示。それでも乗車賃はかなり高価だったようです。

アメリカから輸入された客車は西部劇そのものでした。

アメリカから来た客車をひくのは「弁慶号」と呼ばれたアメリカ製の機関車。煙突がダイヤモンド型、最前部についた牛よけのカウキャッチャーと呼ばれる柵が特徴です。

ガイドの方の詳しい説明に聞き入ります。

西部劇で見たような客車の後ろ姿です。

ガイドの方の説明も熱が入ります。

転車台の上の「C57」です。この転車台が実際に回転します。回転するのをご覧になった方もおられるでしょう。

初期の山手線車輌です。乗った方はおられますか?

初期の山手線車輌内で一休み。ガイドさんは立ちっぱなしで説明してくれました。

御料車の立派な装飾。調度品はすべて芸術作品です。これは明治天皇専用車両かな?五輌縦一列に並んでいましたが、すべてガラス張りの向こうでした。建物の大きさがお分かりいただけると思います。

初期の中央線電車の中で説明を聞きました。前出の山手線と比べてみてください。金属やプラスチック製になりましたね。

お召列車を引く時のD51の晴れ姿です。昭和天皇はこの列車で日本中を周られたのでしょう。

当方が乗ったことのある東海道新幹線はこの形だけです。ほかのが無いなあと思ったら、ここはJR東日本の管轄でしたね。JR東海やJR西日本の車輌は博物館が別になっています。

2階の見学コースから一階にある展示車輌が見渡せます。

リニューアルして展示となった新館の新幹線車輌です。

新幹線のシミュレータです。長蛇の列で、同窓会の皆さんは、小学生や中学生に譲られたようです。

時速300キロのシミュレータ映像です。ちょっと動体視力が追いつかないかも・・・。