H29年度市民協働のまちづくり活動応援補助事業中間報告

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H29年度市民協働のまちづくり活動応援補助事業中間報告

H29年度 K&SIGEいきいき・里山応援隊活動中間報告

●活動の趣旨

3年毎に包括支援を目的とした区民アンケ-ト調査を実施しておりますが、H28年調査結果では、特に高齢者世帯の約93%が自宅の周り、圃場及び道路法面の草刈作業等の生活環境面に困窮、不安を感じておられます。
 また高齢者独居世帯も9%を占める中で高齢者の見守り活動を含めた景観保全、空き家対策及び耕作放棄地解消対策として活動を推進します。
東広島市が目指す、いつまでも“美しい里山”“里山の景観”の保全に係ることです。

●何故、今必要
このままで推移すると5~10年後の農村の姿は !

1. 5年後には、団塊世代は後期高齢者となり農作業のリタイヤが増加。
2. H30年産から「米の直接支払金の廃止」で管理転作地などの不作地が
  想像以上に増加。
3. 高額農機具の買い替え時期であるが農機具投資は、既に限界。

局部的に地域が縮む (限界集落化が進む)

●活動の独創性

地元民のほとんどは、自分自身の事で手一杯であるが、団地退職者の活動により、地元民にも共存の
相乗効果が目芽生えます。
 また団地退職者の活動ゾ-ンが、地域・人と人との繋がりに拡大し、個々の健康維持も図れます。作業者には、働き手改革(作業者ファ-スト)を目的として月別管理表により個々の作業可能な日程を組み、400円/1時間/1人程度の報酬方式を採用します。(但し、報酬額の25%は基金として経費を担保)
(この方法は農地所有適格法人も採用していますが、本件はやりがいを主目的とする)

●活動を推進していくための装備物品

機材保管用倉庫・草刈り機・一輪車・スコップ・箒・熊手・燃料タンク等を補助金により購入しました。

●6月10日に実施した第2回区長部会から第3回・第4回区長部会に於いて「K&SIGEいきいき・里山応援隊」の取組み説明と隊員募集、各地区の要望を区長さんから聴取しました。

●平成29年9月現在のいきいき里山応援隊登録者数
 
小谷小学校区全体 13名

●活動状況

第1回 耕作放棄地の草刈り作業(9月6日 8:00~11:30)参加者8名

稲作圃場のある中で雑草地が広がり病虫害発生のもととなる場所で早期除草が必要でありました。
作業は里山応援隊に登録して頂いたメンバーにより実施しました。初めて草刈り機を手にする人も
いましたので、比較的作業しやすいと思われる平地を選んで実施しましたが作業に取り掛かると結構
手慣れたもので順調に刈取り完了しました。

第2回 草刈り作業(9月15日 13:30~16:00)参加者7名

草刈り時間は1時間ほどで済んだが、刈った草を集めて空地の周囲に移動させる時間が多く掛かった。
9月16・17日は台風18号の影響により雨で、当初予定していたPTAのメンバーでなく午前中に急遽
電話を掛け応援をお願いした人たちで有ったが、快くお手伝いして頂き 感謝!!感謝!!  
幸いなことに、台風の影響で風が有り、陽が照っても暑くなかったのが良かった。
2回目以降の取組み状況

   活動日 参加者 作業内容
3回目 9月21日 5名 草刈り
4回目 9月25日 4名 刈り草処分
5回目 9月26日 3名 刈り草処分



H29年度第4回区長部会(10月1日)を実施し応援隊の活動場所について各区長さんに、情報提供を依頼しました。
今後情報を整理し、プライオリティをつけて実施していく事とします。