平成23年度12活動報告

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【これは旧サイトから移行したデータです】

平成23年度12活動報告

1) 主なガイド案内

1-1)12月3日(土曜日)に実施された「第6回つまみ食いウオーク」に
戸越公園、(渡辺さん、北野さん)、西小山(望月さん、小出さん)の2か所で合計4名が「立ち案内」として協力。つまみ食いウオークに参加された区民に道順、近郊史跡の案内をしました。

1-2)渡辺さんが、12月4日(日曜日)「みたか水車クラブ」の伊藤様以下5名を東海道品川宿にご案内。

1-3)神奈川県社会科部会地理分科会の布山様以下11名を海雲山より品川神社までのコースで細谷さん、永森さん、井上さんの3名でご案内。社会科の先生方だけあって的確で詳細な質問が多数出て有意義な案内でした。

1-4)井上さんが、12月13日(火曜日)、ドイツ語婦人会中埜様以下4名を「東海七福神」のコースにてご案内。1月5日、ドイツに関係あるご婦人方50名を案内するための下見とのこと。

2) 観光案内所案内

12月は、北品川観光案内所に延べ日数9日、延べ人数20名で訪問客の案内を実施。
大井町の観光協会「しなかんプラザ」には毎土曜日延べ人数4名が案内。

3)新人加入

磯和俊男さんが、新しくガイド品川に加入されました。

4)定例会

12月23日が祝日のため定例会は12月16日(金曜日)に実施。1月のガイド案内担当者及び北品川観光案内所、しなかんプラザの当番を決めました。

5)ネットでの史跡案内―第一回「土蔵相模」―

今月号より、私たちが普段案内している史跡をこの活動報告のページにてご案内
したいと思います。

北品川にあった土蔵相模は、土蔵のような海鼠壁(なまこかべ)であった妓楼「相模屋」の別名で、高杉晋作等の長州藩士の「御殿山英国公使館の襲撃」、水戸浪士が井伊直弼を襲った「桜田門外の変」ではこの土蔵相模で酒宴を張り決起に向かったと言われています。

この土蔵相模を舞台にしたフランキー堺主演の喜劇映画「幕末太陽傳」が、12月23日より「キネカ大森(03-3762-6000)、「ヒューマントラストシネマ有楽町(03-6259-8608)」、「テアトル新宿(03-3352-1846)」で上映されます。

江戸時代から続いた「土蔵相模」

(写真は「セピア色の品川」より)

土蔵相模の内部
右手前は「お部屋」と呼ぶ楼主の部屋。左手、柱の手前は、「張り店」という花魁が待機する部屋、中央の部屋は「引き付け」
といって、客と花魁が対面する部屋(セピア色の品川より)

大広間「見通しの間」水戸浪士は、ここから桜田門に向い
井伊大老を襲撃、長州藩士は
ここから御殿山英国公使館襲撃に向かった。(セピア色の品川より)

現在の土蔵相模の跡。コンヴィニストアになっている。

土蔵相模1階の図面