5月 16日 (日) 1429日前に終了
5/16(日)ハンナ・ブレイディ生誕90年記念オンライントーク「ララ・ハンナの宝物」
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ホロコースト生還者二世のララ・ハンナ・ブレイディさんに、戦前・戦中から奇跡的に残る家族の遺品を紹介していただきながら、ブレイディ家の物語についてお話していただきます
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アウシュヴィッツ博物館からひとつの旅行かばんが届いて21年の年月が経ちます。2000年春、一人ひとりを大切にする寛容な社会をつくりたいと思い描き設立された、ホロコースト教育資料センター(Kokoro)の活動が始まってまだ間もない頃でした。
形のあるモノを通して命への想像力を育むことができたらと考え、アウシュヴィッツ博物館に協力をお願いしていました。
かばんには、白いペンキで文字が書いてありました。
「ハンナ・ブレイディ 1931年5月16日生まれ 孤児」
「ハンナってだれ?」「どんな子だったんだろう」
当時開いていた展示室にかばんを見に来てくれた子どもたちから、たくさんの質問が飛び出しました。
調べてみると、ハンナの家族の中でただ一人アウシュヴィッツ強制収容所を生きのびたお兄さんがカナダに暮らしていることが分かりました。
ハンナの兄ジョージ・ブレイディさんと日本の子どもたちが出会うまでの物語は、その後本や舞台、映画になり、これまで「ハンナのかばん」は、国内外1,200の学校を訪ね、20万人を超える子どもたちに出会ってきました。
いつもジョージさんに寄り添い、一緒に世界中の学校へ旅をしてきたのが、娘のララ・ハンナさんです。
初来日した高校生の時から今日に至るまで、ララさんは世界中の子どもたちと対話を続けています。
今年2021年5月16日は、ハンナが生きていたら90歳の誕生日。
戦前・戦中から奇跡的に残る家族の思い出の品々を見せていただきながら、ララさん自身が受け継いできた叔母ハンナと父ジョージの兄妹の物語をお聞きします。
これまでの体験を経て、ララさんは今どんなことを思っているでしょうか。一人ひとりのかけがえのない命に思いをめぐらせながら、同じ時代を生きる私たちも共に、歴史が投げかけるメッセージを考えてみませんか。
【ゲスト】
ララ・ハンナ・ブレイディ Lara Hana Brady
【言語】
日本語と英語の同時通訳があります
対象者・募集人数
450人
対象者
品川区在住・在勤の皆様を中心に、興味のある方はどなたでも
申込方法・問い合わせ先
ホームページから受け付けています
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