特定非営利活動法人 ホロコースト教育資料センター

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私たちの目標は、一人ひとりの命と人権を尊重する寛容な社会をつくること。そのために、第二次世界大戦時のホロコーストの歴史を教材にした人権学習、シティズンシップ教育に取り組んでいます。
\主な事業/
・学校訪問授業 ~ユネスコの後援を受けて実施しています
・教員向け研修実施
・イベント開催 ~講演会、上映会やワークショップ
・スタディツアー企画実施 ~ポーランド、ドイツ、オランダなど

※ホロコーストとは
第二次世界大戦時のヨーロッパで起きた虐殺。約600万人のユダヤ人や、他にも障害者、同性愛者、ロマなどのマイノリティの人々が殺されました。この歴史は、国や民族の違いを超えて、すべての人々に差別や偏見の恐ろしさを訴えているとして、国連は加盟国に対して教育の場で取り上げることを呼び掛けています。持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、ユネスコもホロコーストを教材とした教育活動を支援しています。

イベント

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プロフィール

代表者

氏名
代表 石岡 史子

連絡先

氏名
代表 石岡 史子
郵便番号
〒141-0021
住所
東京都品川区上大崎3-14-58-103
電話番号
03-6450-3413
FAX番号
E-mail
info@npokokoro.com

基本情報

団体名ふりがな
特定非営利活動法人 ホロコースト教育資料センター
ホームページURL
http://www.npokokoro.com/
FacebookページURL
https://www.facebook.com/npo.therc/
X URL
Instagram URL
YouTube
その他SNSページURL
https://www.instagram.com/hanassuitcase/
設立年月日
1998年10月(2003年1月NPO法人認証)
会員構成
100人(2021年現在)
対象年齢
制限なし
活動地域
区全体
活動カテゴリ
子育て・教育
活動日時
入会金
なし
会費
正会員5,000円、賛助会員3,000円
会員募集の状況
募集中
活動実績
2000年春、虐殺の地アウシュヴィッツから私たちの元に一つの旅行かばんが届きました。持ち主はハンナ・ブレイディ。13歳でガス室で殺されました。「ハンナって誰?」かばんを見に来た子どもたちの疑問がきっかけとなり、調査をしたところ、ハンナにはただ一人家族で生き延びていた兄がいたことが分かりました。そして、ハンナの兄ジョージ・ブレイディさんは日本の子どもたちのために妹との思い出や自らアウシュヴィッツを生きぬいた体験を語ってくれました。この出会いの物語は、世界45ヵ国で出版され、舞台や映画になりました。「ハンナのかばん」は命の授業、人権・平和学習でこれまで全国1,200を超える学校を訪ねています。
備考
ホロコーストは、日本にくらす私たちから見ると、遠い国の、遠い時代のできごとに感じられるかもしれません。
​第二次世界大戦時にナチ・ドイツとその占領下のヨーロッパで起きた虐殺。

「ユダヤ人に生まれた」、
ただそれだけの理由で殺された人の数は約600 万と言われています。
そのうち約150 万人は子どもでした。

他にも、障害者や同性愛者、ロマ(ジプシー)の人々も犠牲となりました。

わたしが、「わたしである」という理由で​、
国のシステムのなかで、排除されて、命をうばわれる、ということ。
想像するのはむずかしいかもしれません。

でも、
差別、偏見、憎しみ、
ホロコーストをつくりだしたものは、
​世界にも、日本にも、いつの時代にも、いま現在も、あること。

​差別、偏見、憎しみ、
それらは、私たちの社会から無くなることはないかもしれません。

​でも、
Kokoroは、それらに立ち向かうことができる強さと優しさを
子どもたちの心に育みたいと願っています。

Kokoroが目指すことは、
ナチを糾弾することでも、ユダヤ人の死をただ悲しむことでもありません。
なぜ起きたのか。それを、考えること。

​ホロコーストの歴史を通して、人間を知る。世界を知る。
​それが、わたしたちKokoroの目指している教育です。