小さな平和実践ワークショップを開催しませんか

アイキャッチ: 小さな平和実践ワークショップを開催しませんか
80年前に子どもたちが書き残した「言葉」と出会い、今の世界や平和に思いをめぐらせるワークショップを新しく始動します。

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ナチ・ドイツの強制収容所テレジン(現在のチェコ共和国)には約14万人のユダヤ人が捕らえられていました。家族と引き裂かれ、外界から隔離され、死の恐怖と隣り合わせの日々を過ごしていました。その中に約15,000人の子どもたちがいました。

テレジン収容所L417棟1号室の少年たちは、隠れて秘密の雑誌を発行していました。「我らが先導する」(Vedem ヴェデム)と名づけたその雑誌に、不安や怒り、喜びと悲しみ、楽しかった日々の思い出や未知なる世界への憧れを書き、詩を創作します。信念と希望に満ちた思いも記しました。

多くの子どもたちがこの後、アウシュヴィッツ絶滅収容所などに送られて殺害されます。しかし、少年たちが2年間で書き上げた約800ページの雑誌は戦後発見され、今日まで世界で多くの人々に読み継がれています。

今の世界に少年たちの「言葉」はどう響くでしょう。

問うこと、対話することからはじめる小さな平和実践ワークショップを皆さんの学校や地域で開催しませんか。
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興味のある方はぜひ下記のホームページをご覧ください。
https://www.npokokoro.com/vedem