ナチズムの歴史探求からわたしたちの社会をふりかえって考える

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参議院選挙の翌日、7/21(火)にオンラインワークショップ「問いと対話で開く人権教育ーナチズムの歴史を教材に」を開催しました。

大学生インターン9期生の司会で、ライフヒストリーを読んだり、問いづくりや対話、フォトランゲージなど参加型で進行しました。

講演を聞いて質問をするのではなく、参加者同士で、問い合い、お互いの声に耳を傾け合い、一緒に考えるワークショップ。これは「共に生きる」という小さな平和実践!そんな場をKokoroでは、これからも品川区にも広げていけたらな~と夢見ています。

\\参加者の皆さんの感想より//

〇とても刺激になる時間でした。大学生の方とお話しできたのも良かったです。日本ではなかなかデリケートな話題で話すことが難しい土壌がありますが、話そうと言う意志を持った方々と時間を共有し、いろいろな見方を出し合えること、そして考え合えること、本当に貴重な時間を
ありがとうございました。(中略)答えは出なくても、自分の頭で考えること、大事ですね。

〇参加されるインターンの皆さんや学生参加者の皆さんの課題や問題に対する姿勢が素晴らしく、年配の私たちも負けていられないなという気にさせてくれます。これからも一緒に対話して考えていきましょう。

〇年代、国籍様々な方の参加があったので、意見が興味深く、刺激になりました。ドイツについての学びですが、今の日本を考える上でとても重要でした。(中略) グループトークでの「個人対個人なら良い関係をつくれるけれど、〜国や〜人と主語が大きくなると難しい」との意見には同意でした。ちょうど選挙だったことで日本人ファーストについても意見がでました。政策やその是非はさておき、私はそれに関してふと「みなさんは、“私は日本人”という確固たる意識はどこからくるのだろう」と思いました。国籍があって税金納めているから日本人ということとはまた違う、「アイデンティティ」のことです。日本人のアイデンティティを考えること、違う国のアイデンティティを知ることが何か平和への足がかりになりそうです。日本は島国ですが人のルーツは様々です。調べるほど、私は意識が揺らぎます。自分ってなんだろう?ということを考えるためにも、他国からアプローチする今回のような場がコンスタントにあると良いと思いました。