八幡川河口干潟アサリ養殖場整備(8月7日)
広島湾さとうみネットワーク干潟再生プロジェクト 八幡川河口干潟アサリ養殖場整備 あつくて行くのは、なやんだけど、 行ってよかった〜。
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広島湾さとうみネットワーク干潟再生プロジェクト 八幡川河口干潟アサリ養殖場整備 あつくて行くのは、なやんだけど、 行ってよかった〜。
7月28日、夕方でしたがまだ日が高い最中を15人ばかりで、広島湾に面した浜辺の掃除を行いました。女子中学生3名の参加もあって、元気づけられました。
7月22日、周防大島町横見地区にあるB&G海洋センターに、当県で初の拾い箱なるものが設置され、この度お披露目会が開催され当団体の他多くの参加者があり、久々の賑わいとなりました。 会の後は、参加者で海岸のゴミを拾い箱に収めました。そして、当町なぎさ水族館の飼育員指導による磯観察も行われました。 拾い箱には地元小学生の海の絵が描かれています。 このゴミ箱の運用面で今後どうなっていくか注目しておきたいと思います。
瀬戸内海で3番目に大きな島、屋代島(周防大島町)は昭和51年に大島大橋が架設され、かつては船で行き来していた状況から、今では船に乗る事もなく車で、船の時刻を気にすることなく「半島」生活を送っている。 7月29日、夏休みの思い出づくりもあって、大島商船高専の協力のもと実習船(クルーザー)で島を一周し普段沖合から見る事のない景色を見てもらった。地元小学5,6年生約150名にチラシを配布し親子10組20名を募集したが、平日であったためか思いのほか応募が少なかった。ここにも海離れかと思わせた。 1周約3時間、スナメリを発見したり、浮流するペットボトルなどを見つけたりした。途中の2か所では、透明度や水温を観測した。 沖合に浮かぶ同町最南端の小水瀬島まで行き植生の豊富さと瀬戸内とは思えない迫力ある岩肌などを見る事ができた。ニホンアワサンゴの群生地では直接は観察できなかったが、説明を聞きながら地元に宝がある事を認識し、環境を守って行く事の重要性を学べたようだった。
こんにちは!うみうし大好きダイバーのみゆきママです。 暑い日が続きます。広島湾の海水温は、水面27℃~水底20m付近で23℃、シュノーケリングやダイビングにうってつけの季節です。 温かい水中では、いろんな魚たちが賑(にぎ)やかに泳ぎ回っています。その中の1つ、スズメダイはいっせいに群れをなして移動しており、水面近くでも観察することができます。 そしてこの時期は、単独で岩の上にじっとしているスズメダイもみかけます。このスズメダイはオスで、卵を守っているのです。 マクロ派ダイバーたちが、小さすぎてなかなかピントが合わないスズメダイの卵を何とか撮影しようとギリギリまで近くと、卵を守っていたオスはいったんサッと逃げていきます。しかし、再び舞い戻ってきて、卵の上でホバリングしたり、果敢(かかん)にもダイバーをツンツンとつついて威嚇(いかく)したりと、卵を守るために彼らも必死です。 ※マクロ派ダイバー…水中の小さな生物に魅力を感じているダイバーのこと 「ごめんね、卵を捕るつもりはないのよ。ちょっとだけ写真撮らせてね。」 と、心の中で話しかけ、 「写真を撮らせてくれありがと~。」 撮影後は、心の中でお礼を言って、そっと離れます。
広島県廿日市市玖島にある 川上BASEに行きました。 さつまいもの苗を植える機会は、感染症予防対策で延期。日程が合わず、植えた苗の観察と、草取りをしました! 汗をたくさんかいた後は、きれいな小川でスッキリしました。
こんにちは!うみうし大好きダイバーのみゆきママです。 ウミウシという言葉を聞いて、真っ先に思い浮かべるのは、アオウミウシではないでしょうか。 ウミウシに興味を持つきっかけがアオウミウシだったという話もよく聞きます。広島湾を始め、日本の海では一番ポピュラーで、季節を問わず一年中観測されるウミウシです。 青色の体に鮮やかなオレンジ色の角(つの)と二次鰓(にじえら)、写真を撮るのに手頃な大きさ・・・などなど、ウミウシの魅力が凝縮されています。 広島湾では、あまりにもよく見かけるため、 「今日はアオウミウシしかおらんかった」 「ありゃー、そりゃ残念じゃったね~」 ダイビング後の船の上で、こんな会話が聞かれることも。 ところが・・・実は、このアオウミウシ、日本温帯海域の固有種、すなわち、本州でしか観察できないという、意外にも?レアなウミウシなんです。「日本のウミウシ」の著者である中野理枝氏によると、沖縄では観測例がないそうです。 また、同じアオウミウシ属の中には、伊豆半島だけで観測される種もあり、もしかしたら広島湾だけで観測される新種が隠れているかも?? 夢と妄想が広がります。。。 広島湾でダイビングする機会があれば、アオウミウシを探してみてくださいね!
こんにちは!うみうし大好きダイバーのみゆきママです。 今日は、カワハギのお話です。 広島では「ハゲ」とも呼ばれているカワハギ、お煮付けにすると最高に美味しい魚で、海のフォアグラとも呼ばれる肝も有名です。 広島湾では季節を問わず、カワハギを一年中観察することができます。水中では、背びれ・尾びれを優雅にひらめかせながら泳いでいて、ダイバーが近づくと、おっとりと離れていきます。基本的には群れをつくらず、単独で泳いでいます。 5月~6月はカワハギの恋の季節。この時期は、オスとメスがお互いを追いかけて、グルグルと円を描いている姿が見受けられます。オスは背びれの2番目のところが糸状に細く伸びているので、オスとメスを簡単に見分けることができます。 ときどき砂地で、体を斜めにしてヨタヨタと泳いでいたり(半分眠っている)、バッタリと倒れている(完全に眠っている)カワハギに出会うことがあります。そんなときは、簡単に手で掴(つか)むこともできます。ダイバーは許可なく海の生物を捕獲してはいけないので、ひとしきり観察したあとは、「美味しく育つんだよ~」と思いながらお別れします。 ダイビングインストラクターの方曰く、 「カワハギは食っとるか寝とるかじゃ。」 水中を極めている人の言葉に、「う~ん、確かに。。。」と納得です。
こんにちは!うみうし大好きダイバーのみゆきママです。 今日はオコゼ(オニオコゼ)のお話です。 広島湾を潜っていると、岩陰や泥の中で、じっと身をひそめているオニオコゼをときどき見かけます。背びれに毒棘がついているため、近づいてはいけない要注意の魚です。 ところが、先日、小黒神島でダイビング中のことです。 ウミウシの撮影に夢中になって、きちんと確認せずに岩場に手をついたら刺すような痛みが! ・・・手の下で、周りの岩と同化しているオニオコゼがギロリっとにらんでいました。 「やってもーたっ!」と思ってもあとの祭り。左手の人差し指を刺されてしまいました。 《オコゼに刺されたときの対処①》 刺された所から、毒を含んだ血をできるだけ絞り出す。 《オコゼに刺されたときの対処②》 熱に不安定な毒なので、お湯(50~60℃くらい)に浸ける。 最初はズキズキした痛みでしたが、しびれるような痛みに変わり、左手全体がぷっくりと腫れてしまいました。「痛い痛い」と言いながらも、昼食をしっかり食べ、もう一本ダイビングしました。そして、夕方に、病院に行って薬を処方してもらったおかげで、数日で腫れも痛みもほぼ引きました。 ところで、オコゼに刺されたときの痛みは「おとなが泣きながら医者に駆け込むほどの痛み」なんだそうです。ダイビングインストラクターの方の話でも、男性は、蒼白になって気が動転する人が多いそうです。一方、女性は冷静に行動する人が多いそうです。 この男女差、なかなか興味深いですね。 皆さんも、オコゼにはくれぐれも注意して下さいね!!
こんにちは!うみうし大好きダイバーのみゆきママです。 今日は、広島湾を潜るダイバーたちに大人気の魚・カエルアンコウのお話です。岩場や砂底で、海草の陰に身を潜めてじっとしているカエルアンコウの姿を発見したら…、ダイバーたちは大興奮っ!!です! カエルアンコウは、アンコウ目カエルアンコウ科に属する魚で、泳ぐことがほとんどできません。前足のような胸びれと腹びれで岩の上に踏ん張っています。餌も、自分から捕りに行きません。じっとしたまま、頭にある疑餌(ぎじ)のついた突起をヒラヒラさせ、本物の餌と勘違いして寄ってきた小魚や甲殻類をパクリといただきます。 愛嬌のある姿や疑餌をヒラヒラさせる様子が、なんとも可愛くて見飽きることがありません。広島湾でよく見られるのは、オレンジの体色の通称「オレ子ちゃん」。オレンジ色の子という意味です。他にも黄色や乳白色の個体、虎模様の個体を見ることができます。 6~7月に、カエルアンコウは産卵の時期を迎えます。パンパンにお腹が膨らんだメスを、今年も観察することができるでしょうか? 楽しみです。