活動報告一覧

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  • シマクル(サイクリング)前の内入海岸清掃

    今日は内入の海岸掃除。雨でしたがシマクルを前に今日しかない事もあり決行しました。 今回は周防大島高校環境コースの生徒さんも参加頂き、総勢12名で1時間実施。アイキャンの取材もありました。45Lのゴミ袋33袋及び漁業用発泡スチロール等軽トラ2台分を撤去する事ができました。 今回は若い力があって本当に綺麗な浜に蘇り、サイクリストの皆さんも爽快に走ってくれるものと思います。 ご参加の皆さんお疲れ様でした。

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  • 【広島湾の水中散歩】18.イナバミノウミウシのお話

    こんにちは!うみうし大好きダイバーのみゆきママです。 3月初旬には10℃だった水温が、ようやく徐々に上がり始めました。潜り終わりは手がかじかむ冷たさですが、ウミウシシーズンのこの時期、外すわけにはいきません。1回のDIVEで多いときには10種類以上のウミウシを見つけることができ、大興奮で寒さも吹っ飛びます。 そんな中、今年多く観察できた冬のウミウシの一つが、「イナバミノウミウシ」です。体長3mm~5mm、米粒よりも小さいウミウシですが、海藻の先に白い点がついていたら、要チェックです。カメラの顕微鏡モードで画面を確認します。 ミノウミウシ小目は、背側突起が細長いミノ(毛のような感じ)が一般的なのですが、イナバミノウミウシはミノ1本1本が、ぷっくりと丸っこい形をしており、可愛さ倍増です。背面や触角が赤っぽいのも特徴の一つです。

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  • (開催報告を掲載しました!)第16回海の再生全国会議in広島 次世代へつなげる恵み豊かな海~瀬戸内海の再生と創出~

    令和4年3月15日に開催された「海の再生全国会議in広島」の開催報告をホームページに掲載しました。当日回答できなかったQ&Aも掲載しておりますので、ぜひご覧下さい。(当日の発表資料は4月下旬までの限定公開となります) http://www.cgr.mlit.go.jp/chiki/hiroshimawan/umisaisei2022/report.html -------------------------------------- 海の再生全国会議in広島 令和4年3月15日開催 「海の再生全国会議」は全国各湾における取り組みを紹介するとともに、海の再生における将来への展望や、市民等の活動についての取り組みをWEBも活用しながら紹介することで、各湾における今後の取り組みの一助とするものです。 14:30 開会 14:40 基調講演「閉鎖性水域・瀬戸内海における水環境の管理」 広島大学環境安全センター長・教授 西嶋渉氏 15:10 各湾(東京湾、伊勢湾、大阪湾、広島湾)からの取り組み紹介 15:50 休憩 ※官民連携組織「広島湾さとうみネットワーク」の取り組みを動画配信します。 16:00 話題提供 ~広島湾等における活動紹介~ ①「大島干潟から、つながる周南市ブルーカーボンプロジェクトin徳山下松港」周南市役所産業振興部水産課 中野孝明氏 ②「鉄鋼スラグ製品による海域環境改善の取り組み」 JFEスチール(株)スチール研究所/広島大学客員教授 宮田康人氏 ③「海洋環境問題への取組について」広島県立広島国泰寺高校 16:30 参加者からのご意見紹介 16:50 閉会

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  • 春の海岸清掃(長浜海岸)

    周防大島町、長浜海岸の海岸清掃を3月21日10時半から約1時間実施、プラゴミ20袋、金属、ビン、カキパイプ、発泡スチロールなど8袋を回収(45L/袋)。参加者13名。町長他役場職員の参加もあり行政の理解も進んでいる事を実感。連休中にも拘わらず参加頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。

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  • 【広島湾の水中散歩】16.サクラミノウミウシのお話

    こんにちは!うみうし大好きダイバーのみゆきママです。 水温は11℃、広島湾の水中は3月上旬まで極寒の時期になります。 そろそろ観察できていい頃かな?・・・と、岩場を探していたら・・・ いましたっ! 探していたのは、ほんのりと桜色のサクラミノウミウシです。 サクラミノウミウシを始め、極寒の時期にはさまざまなミノウミウシが観察されます。ミノウミウシの仲間は、触角に加えて口触手があり、背中一面に背側突起と呼ばれるトゲトゲがあるのが特徴です(1)。背面のトゲトゲがミノを纏(まと)っているように見えるのが名前の由来のようです。 このトゲトゲは柔らかく、流れにのって優雅に揺れる様子にダイバーたちは釘付けです。 今回発見したサクラミノウミウシは、1cm弱のまだまだ小さな個体でした。これから3~4cm位に成長して、4月下旬までダイバーの目を楽しませてくれます。 《参考文献》 (1)「へんな海のいきものうみうしさん」中野理枝著 (株)マガジンマガジン 2018年

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  • 【広島湾の水中散歩】15.コケギンポとイソギンポ

    こんにちは!うみうし大好きダイバーのみゆきママです。 ギンポと聞けばどんな魚を思い浮かべますか?ドジョウみたいな細長~い魚、穴に住んでいる魚・・・といったところでしょうか? 広義でのギンポは、スズキ目、○○ギンポ科の魚の総称で、「○○」の中には「コケ」・「ヒメ」・「ヘビ」・・・など色々な言葉が入り、さまざまな種類のギンポがいます。大きさも20cmぐらいのものから数cmのものまで。 その中で、マクロ派ダイバーに大人気の「コケギンポ」と「イソギンポ」を紹介したいと思います。 ※マクロ派ダイバー…水中の小さな生物に魅力を感じているダイバーのこと マクロ派ダイバーが「ギンポがいたぁ~っ!!」と大興奮しているときは、たいてい「イソギンポ」もしくは「コケギンポ」を見つけた時です。 体長は5cm前後、岩穴からひょっこりと顔だけ出している姿は・・・なんとも愛嬌があります。 臆病な性格で、気配を感じるとすぐに穴の奥に引っ込んでしまいます。気配を断って静かに観察していると、ひょいっ、と再び顔が出てきます。気に入った岩穴は自分の住処として落ち着くようで、一週間後に同じ岩穴にいくと、「今日も、こんにちは~っ」と再会できることも。 岸近くの絶壁の岩場の穴に潜んでることが多いので、岩場でカメラを構えたまま、じっと動かないダイバーを見つけたら・・・ギンポ撮影中かもです。

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  • 【広島湾の水中散歩】14.サラサウミウシのお話

    こんにちは!うみうし大好きダイバーのみゆきママです。 今年もよろしくお願いします。 左目を手術した関係で、約2ヶ月ほど大人しく過ごしていましたが、年明けの初潜りから再び活動を開始しました。水温は13℃。カイロをお腹や背中、足先にぺたぺた貼って、首から下が濡れないドライスーツを着込んで潜ります。 久々の広島湾の水中散歩、なんと、いきなりレアなサラサウミウシに遭遇! 約3cmと大きめの個体でマルマルと太った姿に大興奮してしまいました。 サラサウミウシは、背中の模様がちょっぴり焦げた丸パンのような風貌から、「こげパン君」とダイバーたちに呼ばれています。。真冬に運がよければ観測できるという、レアなウミウシです。イロウミウシ科・アデヤカイロウミウシ属に属していて、コモンウミウシやシラヒメウミウシなど写真映えするウミウシたちが同じ属になります。 インド・西大平洋の広範囲で観察できますが、日本本州産のサラサウミウシは独立種の可能性があるとのことで《*》、もしそれがはっきりすればレア度がさらにアップですね! 《*》参考文献 「ネイチャーガイド 日本のウミウシ」第二版 中野理枝著 2019年 文一総合出版

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  • サイエンスキャッスル2021関西大会

    12月19日(日)、サイエンスキャッスル関西大会((株)リバネス主催)が開催され、サイエンス同好会は「使用済み使い捨てカイロを用いた川の水質改善」の研究についてポスター発表を行いました。 ここ2年間はon-lineでの発表が続いており、初めての対面での発表。最初は緊張の面持ちでしたが、質疑応答もしっかりとでき、色々な方から有意義なアドバイスをたくさんいただきました。

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