国際交流×防災オリンピック2021in東広島 International Exchange × Disaster prevention

アイキャッチ: 国際交流×防災オリンピック2021in東広島 International Exchange × Disaster prevention
【市民協働のまちづくり活動応援補助金活動事業】
内容:防災を楽しく学ぼう!防災オリンピック2021in東広島
実施日・時間:10月20日(土)10:00~12:00
場所:河内駅〜深山狭までハイキングして、現地でゲームを楽しみました
当日参加人数:大人18名、子供2名(うち日本語非母語話者2名)

第4回目となる東広島防災×まちづくりプロジェクトのイベントは、初めての対面形式で行いました。当日は青空広がる気持ちがいい陽気で、屋外イベントにピッタリ!

西条駅から電車に乗り合わせて、深山峡までハイキングをしましたが、途中子供たちは路肩のドングリや柿、ひっつき虫に夢中!!ラトビア出身の参加者の方とは「お地蔵さんは何のためにあるの?」「このあたりの人はどこで買い物をするのだろう?」という話をしたりしながら歩きました。

途中、平成30年7月豪雨の痕跡や、災害復旧工事を行っている現場を通過。河内街中に、避難所を知らせるポスターが貼ってあることも非常に印象的でした。


地域の幼稚園などの運動会と重なったこともあり、お子さんの参加者はあまり集まりませんでしたが、大人も楽しめるゲームが盛り込まれ、みんなで楽しく防災についてコミュニケーションを取れた1日でした。

当日はKAMONケーブルテレビさんも取材に来てくださいました。

防災バッグに何を詰めるか?を考えるゲーム。みんなで知識やアイデアを出し合いました。2歳の男の子は自分のリュックにもオムツや食べ物を詰めて逃げる準備を手伝いました。

赤組と白組に分かれてスタッフの説明に耳を傾けます。スタッフはやさしい日本語で説明を試みました。

子供用に準備した簡易的な防災リュックですが、子どもが背負うにはあらかじめ紐の長さの調整が必要だとわかりました。あまり重いものを入れると動きにくいことも分かりました。

豪雨の時、1階にいるのはどうしてダメなの?とクイズに不正解だった5歳の男の子からの質問。スタッフ手作りの模型と色水を使って説明を試みました。「なるほど〜!」と子供たちから歓声が上がっていました。

おみやげの防災食を待ちきれず、早速お湯を入れて試食する男の子。「美味しい!!」とペロリと平らげていました。東広島のサタケさんの防災食(パン、ご飯)を参加者にお配りしました。

河内駅からの途中には災害復旧工事をしているところがいくつもありました。クレーン車やポンプ車を間近に見られて子供達は大はしゃぎ。復旧工事に当たっておられる方々に元気よく挨拶をしていました。

「とても綺麗な場所ですね。こんな場所があるなんて知りませんでした。」と参加者からのコメント。「今日、参加して本当に良かったです。日本語でコミュニケーションをたくさん取れただけでなく、防災についても学べて幸せでした。」と外国籍住民の参加者からのコメント。河内駅までの帰り道、道ゆく方達がたくさん笑顔で挨拶してくださったのも印象的でした。紅葉の時期にまた来たいね!と話しながら帰路につきました。