平成24年2月度活動報告

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【これは旧サイトから移行したデータです】

平成24年2月度活動報告

1) 主なガイド活動
1-1)2月16日、浜松市よりさくら交通の曽我様以下24名の方が、品川宿巡りに来られ、原さん、細谷さん、阿部さん、井上さんが案内しました。

1-2)2月17日、佐賀県より庄野辰一様ご夫妻が、品川宿巡りに来られ原さんが案内しました。過去、数回品川宿巡りをされたとのことですが、今回の原さんの案内、説明でいろいろの疑問点が解明されたとのこと。庄野様ご夫妻は、全国を回っておられるとのことで、撮影した写真を展示する「博物館」を地元で営んでおられるとのこと。

2) 観光案内所での案内
2月は、北品川観光案内所に延日数8日、延人数16名で、訪問客の案内を実施。
大井町の観光協会「しなかんプラザ」には毎土曜日延人数3名が案内。

3) 定例会
2月24日(金曜日)定例会を中小企業会館で実施。3月のガイド案内担当者及び北品川観光案内所、しなかんプラザの当番を決めました。

4) ネットでの史跡案内―第三回「荏原神社」-

毎日、寒い日が続きますが、荏原神社の寒緋桜(かんぴさくら)が7分咲きになりました。(2月24日撮影)この桜は春の到来を告げる桜として地元、及び東海道品川宿を訪れる人に親しまれています。
この荏原神社は「御鎮座1300年」と写真にも見える通り、創建は和同9年(709)といわれ天照大神や須佐之男尊等を祀っています。
江戸時代は南品川宿の鎮守様として親しまれ、特に海中から拾ったお面(須佐之男尊)を年に一回海に帰して貰いたい。という神のお告げより始まったといわれる「御神面神輿海中渡御」(通称「かっぱ祭り」)は、6月末に実施される祭礼のメインイベントとなっています。
現在の社殿は1844年(江戸時代後期)の造営であり、神殿に掲げる「荏原神社」の扁額は、三条実美の揮毫であるといわれ、明治元年(1868年)、明治天皇の江戸への行幸の際には、内侍所として社内に内侍所唐櫃を仮鎮座し、境内に仮屋を建てて鳳輦が置かれました。また、「東海七福神」の一つで「恵比寿様」が祀られています。

荏原神社本殿
画像をクリックして拡大すれば
左に「ご鎮座1300年」の
案内が見えます。

「かっぱ祭り」で海中で
御神面をつけた神輿を担ぐ
若者たち。
現在は、お台場の海浜公園で
この行事を行っている。

「明治天皇ご東幸内侍所奉安所」
の記念碑
京都から東京へ都を移すのに
「遷都」という言葉は使われなかった

濃い青色の川が現在の目黒川
蛇行している薄い青色の川が
旧目黒川
荏原神社は現在の目黒川の北側にあるのに「南の鎮守様」というのもおかしいが、もとの場所は旧目黒川の南側にあったので「南の鎮守様」になったもの。目黒川の改修工事は、昭和の初期に実施され現在の姿になっ。