しながわ地域貢献活動展、会場リポート！【追記あり(23/12/07)】

　10時の開場を待たずに、会場内は出展団体のみなさんの活気にあふれ、ブースの準備も早々に他の出展団体との交流がさっそく始まっていました。来場者の数も、プレゼントとして用意した防災備蓄用ビスケット600食を全て配りきる盛況ぶり！

　区内で地域貢献活動をする30の団体がジャンルを問わず集まるこのイベントでは、出展内容も各団体ごとにバラエティに富みます。

　地域の子ども支援活動をデジタルで手助けする「モノづくりＸプログラミングfor Shinagawa」は、地域の子どもたちのために何かできることを、という志を同じくする区内企業「株式会社青野工業」とタッグを組み、SDGs的思考を養うプラスチックの再生・加工体験のワークショップを実施しました。

　高齢者が輝く社会をめざし、美容の力で支援する側もされる側も笑顔にするべく活動する「プラチナ美容塾」の体験型ワークショップは、ボランティア参加によって地域貢献だけでなく社員の心を豊かにすることも模索する「JT（日本たばこ産業株式会社）」がスタッフとして参加し、ボランティアする側の心情の変化や現場の課題などを拾い上げる実践の一つとなりました。

　困窮世帯の中高生に無料で学習支援をする「マナビファクトリー」は、その活動の趣旨に賛同した地域の吊るし雛サークルから供託された作品を会場で販売し、その売上金の全額を寄付として受け取るという新しい支援のカタチを実践していました。（作品はなんと完売！）

　以上の団体のみならず、各出展ブースがそれぞれ日頃の活動を紹介し、地域活動の一端を体感できる場となりました。

　また、会場には森澤区長、新井副区長も訪れ、ブースの全てを一つずつ回って団体の方々の声に耳を傾ける様子も。

　子育てや福祉など、幅広いジャンルで地域貢献活動を行う団体が一堂に会したことで、来場者も小さいお子さんから高齢者まで、老若男女が集うイベントとなりました。来場者との交流はもちろん、出展団体同士もそこかしこでつながりができたご様子。ここで生まれた協働の芽が今後の地域活動をますます発展させることでしょう。

　そして、忘れてはならないのがしながわ地域貢献活動展実行委員会の皆様のご尽力。委員の皆様それぞれが地域貢献活動に取り組む地域の方々であり、このイベント自体が区民と区との協働事業なのです。事前の打ち合わせ会議から当日の受付等、共催という形でイベントを成功に導いていただきました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

　最後に、ご来場いただいた皆様、並びに出展団体の皆様、本イベントにご参加いただき誠にありがとうございました。来年も同時期の開催を予定しておりますので、しながわすまいるネットをよくチェックして告知をお待ちください！

※以下12月7日追記
　品川区が運営する公式YouTubeチャンネル「しながわネットTV」にて、本イベントの様子が特集されました！来場者の声も紹介されており、より実際の雰囲気を感じることができますので、ぜひ下記のURLからご覧ください。（YouTubeのサイトが開き、該当の動画が再生されます。）
https://youtu.be/JUVGBl-BlX4?si=t_VivHvUC94gZ0QM&t=51