しながわ地域貢献活動展、会場リポート!2024

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 2024年11月9日(土)きゅりあん7階イベントホールにて開催された「しながわ地域貢献活動展」の会場の模様をご紹介します!

 区内で地域貢献活動をするNPOなどがブース出展するイベントで、入場は無料。テーマに関心がある方、興味がある団体と交流したい方、たまたま立ち寄った方まで、あらゆる方々にご来場いただきました。

 ブースの様子をいくつかピックアップ。

「学生団体ルピナス品川」は、子どもの居場所づくりをしている団体です。子どもが家庭環境に左右されない平等な体験の機会を得られるように、イベントや学習支援を実施しています。
 会場ではワークショップとして、普段の遊び場を再現。ボードゲームやお絵かきなどで、来場した子どもたちと交流しました。

 活動展は初出展ながら、多くの子育てイベントなどに協力して場数を踏んでいる学生スタッフたち。団体ブースで活動理念やこれまでの実績を紹介しつつ、ワークショップで普段の活動を実際に見たり体験したりできるスキのない2段構えの出展内容には流石の一言!

 「モノづくりXプログラミング for Shinagawa(通称:モノプロしながわ)」のワークショップはデジタル活用相談。
 町会・自治会やNPOを対象に、ホームページやSNSなどのデジタルツール導入を手助けしているモノプロしながわが、その気軽な入り口として来場者も出展者も隔てなく相談に乗っていました。

 サポートの実動を担う若者たち。地域活動へのデジタル導入を検討しているみなさま、品川には心強い若者たちがいます!

 ヒーリングドールは長期入院の子どもに贈る真っ白な顔の人形です。「ハンディ&シニア企画」は持ち前の着物リメイクの技術で人形のみならず服まで作成します。贈られたドールはプレパレーション(子どもの治療に対する不安を軽減するための説明や配慮)に使用されることも。

 子どもから大人まで、実際に裁縫・綿詰めなどの工程を体験しながら、贈られた人形が果たす役目について説明を受けていました。お昼ごろにはワークショップを終了するほどの盛況っぷり。

 見どころはブース以外にも!

 入り口付近に鎮座する大きなロゴ入り掲示板。「これも地域貢献?自由に書いてみよう!」と題し、来場者や出展者に思い思いの地域貢献の形をふせんに書いて貼ってもらいました。
 「元気にあいさつ!!」「となりの人と仲良くする。」といった取り組みやすい身近なことから、「暮らす町・街をすきになる!」「活動している人たちのことを知ること」といった興味・関心を持つことなど、その内容は実にさまざまです。
 30もの地域団体が集まるこのイベントは、多様な地域貢献に触れることができるのが魅力の一つ。掲示板は初の試みですが、その多様さの輪を来場者まで広げたことで、地域貢献について考えるきっかけがより身近になったのではないでしょうか。

 ところで、みなさんインスタグラムの活動展アカウントはご覧になりましたか?
 活動展をより幅広い層に知ってもらうため、今回初めて実施したのがインスタグラムの活動展専用アカウントによる広報活動です。
 二人の大学生ボランティアが、出展団体の活動現場に足を運んでインタビュー動画を撮影、若者目線のポップな団体紹介を投稿しました。当日も会場の賑わいや各ブースのトピックスをリアルタイムで紹介するなど、「地域貢献ってなんだかハードルが高い…」という方のイメージを払拭する、地域貢献に取り組む人たちのオープンで温かい雰囲気が伝わるアカウントになりました。
 イベント終了後も、来場者に感想を聞いたインタビュー動画を投稿しています。下のURLから見られるので、まだの方はぜひチェックしてみてください!
https://www.instagram.com/katsudouten_shinagawa/

 このイベントは、しながわ地域貢献活動展実行委員会と品川区の共催で実施しています。出展団体の中から有志を募って組織される実行委員会は、年々新しい委員が加わることで新しい風をもたらしています。そして今年の出展団体の中にも、実行委員会への参加に意欲的な団体が!
 今年は新しい試みとして、掲示板の設置やインスタグラムでの広報を行いました。イベントは毎年恒例となっていますが、常に新しい工夫やチャレンジを取り入れて、ますます発展させていきたいですね。
 しながわ地域貢献活動展は、来年も11月にきゅりあんにて開催予定です。引き続きしながわすまいるネットをチェックして告知をお待ちください!