毎日ご苦労様です!!

マンションの一室で一人暮らしをしています。もうすぐ78才になります。このまま、さらに年を重ねてゆくことを考えると、次々と不安なことばかり思い浮かべられて、気持ちが暗くなってしまいます。高齢を迎えて、きょうだいや親族に少しでも 迷惑を掛けないように 暮らすには どうしたらよいのでしょうか。
人は誰でも 宿命をもって この世に生まれ、そして自分の努力で幸せな運命をめざして日々暮らして いるのではないでしょうか。
自分の志を信じ、守りながら、マイペースで自宅で平穏に暮らし続けることができたら どんなに幸せなことでしょう。

　毎日、午前11時頃 玄関のチャイムが鳴ります。私は、ドアを開けて、大きな声で「ご苦労さま、ありがとうございます!!」と云って宅配弁当を受け取ります。高齢者向きに 一般のお弁当店やお惣菜屋さんに並ぶものとは異なり 日常的なお惣菜にやさしさを加えて 食べ過ぎないように、食べ残しをされないよう考えて管理栄養士が 塩分調整や 栄養管理をして調理したお弁当です。
　いろいろなメニューがあり、その中から「カロリー、塩分調整食」に設定した お弁当を選んで 毎日一食注文しています。
お願いをしてから 六年続いています。誠実、優しさ、思いやりの使命感を持った「宅配弁当」のスタッフから 毎日かならずお弁当が 手渡されます。それが、結果的に「安否確認」になって いるような感じがして、大変心強く思っています。
　やわらか食、刻み食のメニューもあるので将来きっと一日二食お世話になる日を迎えるときが、来るかと思いますが このような、大切な 命のお弁当を 私は、続けて お願いすることを希望しております。
　運命を信じて 四恩のめぐみに感謝をわすれず 健康維持に努力する人生を歩み続け、年を重ねてまいりたいと思っています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　以上
　　　　　　　　　　　　　　　　H．Ｔ生
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　上記は、当法人（東京市民後見サポートセンター）の会員さんからのお便りです。
　住み慣れたご自宅で、安心してお一人暮らしを続けられるためには、地域を支える福祉のネットワークが何より大切ですね。私たち「東京市民後見サポートセンター」のメンバーも、このようなネットワークの一員として、日々活動しています。