お彼岸の墓前に想いをこめて
お彼岸の墓前に想いをこめて
3月16日 恒例の「春季彼岸合同法要会」に出席するため、千葉の御宿霊園に参りました。のどかで静かな霊園が当日は多勢の参拝者でとても賑やかです。毎年3回春、夏、秋の季節に「合同法要会」がおこなわれます。いつも一人で参加して3年が過ぎました。
最近、ようやくお墓の前で主人のしあわせを信じ、生前のときと変わらぬ気持ちで明るく楽しく話しかけることができるようになりました。
思えば主人が永眠されたとき、死にそうにつらく寂しい日々を過ごしていました。その苦しみを「東京市民後見サポートセンター」の皆さまに助けていただいたのです。悲しみの中で埋葬と一周忌、そして三回忌の法要を一人で済ませなければなりません。賑やかなことが好きだった故人を偲び、できるだけ多勢の方に参加していただき、埋葬と一周忌の法要ができればと希望したのです。親族はじめ、お世話になった友人、知人の方50人が参加して下さることになりました。
「東京市民後見サポートセンター」に当日のサポートをお願いいたしましたところ、5人の方が心よく協力して下さいました。お陰さまで、埋葬と一周忌の法要、そして三回忌の法要も無事滞りなく済ませることができました。
思いやりのゆきとどいた親切なサポートに、親族の方から感謝とおほめのうれしい言葉が多くよせられました。お陰さまで、主人は心安らかな気分で御宿におちついておられます。私も安心して故人を偲び、明るい気持ちでお墓参りができます。このご恩は一生忘れません。あらためて心より御礼申し上げます。
住みなれた地域でこのようなご支援、ご協力が得られることを経験し、とても心強く、安心して生活が続けられることを大変有難く思っております。
お彼岸とお盆に御宿のお墓参りが楽しみです。しあわせに感謝できる気持ちを大切に、明日にむかって生きてまいります。
合掌
H.T