子どもの権利条約30周年記念◇映画「コルチャック先生」上映会@ユニセフ

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子どもの権利条約30周年記念◇映画「コルチャック先生」上映会@ユニセフ

今年は「子どもの権利条約」30周年。

10/26(土)にユニセフで
映画「コルチャック先生」上映会が
開かれました。

Kokoro代表・石岡史子が上映後に
トークと質疑応答で登壇しました。

小児科医、作家、孤児院の院長だったコルチャック先生は、子どもの福祉と権利を生涯をかけて訴えた人です。

ナチ占領下のポーランドで、自らは助命の道がありましたが、200名の孤児を見捨てることはできないと、最後まで運命を共にしてガス室で殺されました。

「子どもは今を生きている人間だ」

子どもを一人の人間として尊重する
というコルチャック先生の願いは、
死後47年を経て、国連の「子どもの権利条約」として
実現しました。

コルチャック先生の孤児院は、現在もワルシャワで学校として使われています。

コルチャック先生の思想を受け継ぐポーランドの研究者、教育者の皆さん

ナチ占領下のポーランド、ワルシャワでユダヤ人を隔離するための強制居住区「ゲットー」が作られると、コルチャック先生の孤児院もゲットーの中に移動させられました。最後の孤児院の場所には、コルチャック先生と子どもたちの記念碑が立っています。

ワルシャワのユダヤ人墓地にはもう一つのコルチャック先生と子どもたちの記念碑があります。トレブリンカの絶滅収容所へ送られる最後の行進の姿。

子ども達による自治、裁判は非常に興味深いものだった。子どもを持つ一人の親として、上からいろいろなことを押し付けずに子どもの自主性に任せる教育も重要だということを改めて認識した。

コルチャック先生のように子どもに接することができたら、そのようにしたいと強く思いました。映画の最後の場面に感動しました。

コルチャック先生のことをワイダ監督の映像で語られることに興味があり参加しました。お話はわかりやすく貴重な資料も拝見でき有意義な時間になりました。

コルチャック先生と子どもの権利条約、深いつながりがあるのだと感銘を受けました。

この年になって知った教育者のコルチャック先生、もう少し早く知っていたかったです。ホロコーストの事実だけでなく、先生のような仕事とした方はきっとたくさんいたんだろうなと思いました。

映画は子どもの権利条約に関心があり興味がありました。先月ポーランドに行き、話を聞く機会もあり、どのような状況かを知りたいと思いました。映画を観て子どもへの深い愛を知りました。子どもが子どもらしく生きられる世の中にしていかなければいけないと思います。大人としての役割、自分には何ができるのだろうと考えさせられます。
【お知らせ】コルチャック記念館や アウシュヴィッツ博物館を訪ねてみませんか。教員向けスタディツアーに興味のある方はご覧ください。コルチャック記念館資料・研究センター長と交流会やポーランド 国立アウシュヴィッツ博物館 による 研修プログラムも。
https://www.npokokoro.com/st201912