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【広島湾の水中散歩】14.サラサウミウシのお話
こんにちは!うみうし大好きダイバーのみゆきママです。 今年もよろしくお願いします。 左目を手術した関係で、約2ヶ月ほど大人しく過ごしていましたが、年明けの初潜りから再び活動を開始しました。水温は13℃。カイロをお腹や背中、足先にぺたぺた貼って、首から下が濡れないドライスーツを着込んで潜ります。 久々の広島湾の水中散歩、なんと、いきなりレアなサラサウミウシに遭遇! 約3cmと大きめの個体でマルマルと太った姿に大興奮してしまいました。 サラサウミウシは、背中の模様がちょっぴり焦げた丸パンのような風貌から、「こげパン君」とダイバーたちに呼ばれています。。真冬に運がよければ観測できるという、レアなウミウシです。イロウミウシ科・アデヤカイロウミウシ属に属していて、コモンウミウシやシラヒメウミウシなど写真映えするウミウシたちが同じ属になります。 インド・西大平洋の広範囲で観察できますが、日本本州産のサラサウミウシは独立種の可能性があるとのことで《*》、もしそれがはっきりすればレア度がさらにアップですね! 《*》参考文献 「ネイチャーガイド 日本のウミウシ」第二版 中野理枝著 2019年 文一総合出版