4/10(水)ドイツ語リーディングクラブ第1回「強制収容所から届いた手紙を読むー私の高祖父の物語」(全5回シリーズ)
ドイツ語で歴史の一次資料に触れてみる新企画!ドイツ語リーディングクラブを全5回シリーズで開催します。昨秋からオーストリアより来日中のトリスタン・ダハさんの家族史をテーマに取り上げます。語学力は一切問いません。ドイツ語、日本語、英語の中から好きな言葉をお使いください。聴いているだけの参加でも大丈夫です。ベルリンの中村美耶さんともお繋ぎして、ファシリテーターを務めていただきます。 ※こちらは全5回シリーズの第1回のご案内です。一回のみのご参加でも大丈夫です。 \\トリスタン・ダハさんより皆様へ// 私の高祖父ジグムント・クラインは、1938年に「ユダヤ人」としてナチに捕らえられ、1372日間にわたってドイツの3つの強制収容所に収容されました。ダッハウ、ブーヘンヴァルト、そしてラーヴェンスブリュック強制収容所に送られ、そこで痛ましい最期を迎えました。暗闇の中で、彼は息子のレオポルドに宛てたメッセージを届ける方法を見つけ出します。収容されてから亡くなるまでに彼がしたためた51通の手紙は、読む者の胸に迫ります。 このドイツ語リーディングクラブは、ジグムントが残した声に耳を傾けようとする試みです。彼の言葉を一緒に紐解きながら、皆さんと対話する場を持ちたいと思います。ジグムントの物語だけでなく、彼が生きた時代や生きぬこうとする人間の力、希望を見出す力をも知る時間となるはずです。ジグムントの手紙を頼りに、暗闇に光を灯す方法を探るため、一緒に過去への旅に出ませんか? \こんな方におすすめです/ ●歴史の一次資料をドイツ語で読んでみたい ●ドイツ語は話せないけど興味がある ●家族の物語から歴史について考えたり、対話したりしてみたい ●トリスタンと話してみたい 【会 場】 オンライン(zoomを使います) 【内 容】 トリスタンさんの高祖父が強制収容所から息子に送った51通の手紙の中から、各回1通を選んで読みます。全5回シリーズですが、1回のみのご参加でも大丈夫です。 【使用言語】 日本語、ドイツ語、英語 ※ドイツ語が分からなくても大丈夫です。どの言語で話してもOKです。